ボールペンの始筆テスト 前回3月末と7月末の比較

アイキャッチ画像 インクテスト

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はじめに

ボールペン、特に旧油性ボールペンでは書き始めにインクが出なくてイライラする事があり、しばらく使わなかったボールペンではメモ用紙などにグルグルと試筆してから書き始めたりしたものです。

そこで耐光テストのために用意した52種類のボールペンを6月末にテスト用紙へ書き込み後、使わずに1ヵ月放置して7月末の書込み前にテストしてみました。

前回は3月末で、室温18.7℃/湿度67%でしたが

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今回7月末は室温32.8℃/湿度51%でした。
温度差は14.1℃です。

はたして室温の違いで試筆時のインクの出方に違いが出るでしょうか?

テスト方法

耐光テストに使用しているボールペン52種類を1ヵ月間使わず放置した後、あらかじめ用意しておいたテスト用紙の試筆欄(最右側)に「正」の字を書いて書き始めのインクの出方を調べます。

筆圧やペン運びをなるべく同じようになるよう書きます。

旧油性ボールペンで複写式の伝票によく書込みをしていたため、自分の筆圧は高めだと思われます。

もちろんボールペンの個体差、筆記する紙、筆圧、角度、温度湿度によって差が出ますので了承ください。

テスト結果は前回の画像右に今回分を並べて比較しやすいようにしてあります。

1枚目

画像下にはそれぞれのボールペンのインク種類や色材その他の一覧があります。

01
ボールペンの始筆テスト
3月末と7月末の比較
1枚目

一覧にはメーカーHPリンク、アマゾンリンク、ボール径バリエーションやインクの種類などを表記してあります。(2026年2月調べ)
なお、メーカーHPやカタログで色材の種類が明記されていないものについては「?」マークを付けました。

メーカーHP名 称色ボール径
バリエーション
インク種類色材
ゼブラブレン黒0.5/0.7mmエマルジョン染料+顔料
ゼブラブレンU黒0.5/0.7mm油性染料+顔料
ゼブラサラサクリップ黒0.3/0.4/0.5/0.7/1.0mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールゼント黒0.38/0.5/0.7mm水性顔料
三菱鉛筆ジェットストリーム黒0.38/0.5/0.7/1.0mm油性染料?+顔料
三菱鉛筆ジェットストリーム
ライトタッチ
黒0.5/0.7mm油性染料?+顔料?
三菱鉛筆パワータンク黒0.5/0.7/1.0mm油性染料?+顔料?
三菱鉛筆ユニボールワン黒0.38/0.5mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールシグノ
キャップ式
黒0.28/0.38/0.5/1.0mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールシグノ
RT1
黒0.28/0.38/0.5/mmゲル顔料
ぺんてるビクーニャ黒0.5/0.7mm油性染料+顔料
ぺんてるフローチューン黒0.3/0.4/0.5mm油性染料
ぺんてるエナージェル黒0.3/0.4/0.5/0.7/1.0mmゲル染料
名称のリンク先はアマゾンです。

2枚目

画像下にはそれぞれのボールペンのインク種類や色材その他の一覧があります。

02
ボールペンの始筆テスト
3月末と7月末の比較
2枚目

一覧にはメーカーHPリンク、アマゾンリンク、ボール径バリエーションやインクの種類などを表記してあります。(2026年2月調べ)
なお、メーカーHPやカタログで色材の種類が明記されていないものについては「?」マークを付けました。

メーカーHP名 称色ボール径
バリエーション
インク種類色材
パイロットアクロボール黒0.3/0.5/0.7/1.0mm油性染料?+顔料?
パイロットジュース黒0.38/0.5/0.7/1.0mmゲル顔料
トンボ鉛筆モノグラフライト 油性黒0.38/0.5mm油性染料?
トンボ鉛筆モノグラフライト ゲル黒0.38/0.5mmゲル染料
オートソフトインク 油性
PS-107NP
黒0.7mm油性染料?
オートセラミックローラー ゲル
PG-M05NP-BK
黒0.5mmゲル顔料?
サクラクレパスボールサイン id黒0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
サクラクレパスボールサイン idグリーン
ブラック
0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
サクラクレパスボールサイン idブラウン
ブラック
0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
サクラクレパスボールサイン idパープル
ブラック
0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
サクラクレパスボールサイン idグレー
ブラック
0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
サクラクレパスボールサイン idレッド
ブラック
0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
サクラクレパスボールサイン idブルー
ブラック
0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
名称のリンク先はアマゾンです。

3枚目

画像下にはそれぞれのボールペンのインク種類や色材その他の一覧があります。

03
ボールペンの始筆テスト
3月末と7月末の比較
3枚目

一覧にはメーカーHPリンク、アマゾンリンク、ボール径バリエーションやインクの種類などを表記してあります。(2026年2月調べ)
なお、メーカーHPやカタログで色材の種類が明記されていないものについては「?」マークを付けました。

色の「BB」はブルーブラックの略です。

メーカーHP名 称色ボール径
バリエーション
インク種類色材
ゼブラサラサクリップBB0.3/0.4/0.5/0.7/1.0mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールワンBB0.38/0.5mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールシグノ
キャップ式
BB0.38/1.0mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールシグノ
スタンダード
BB0.5mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールシグノ
RT1
BB0.28/0.38/0.5/mmゲル顔料
ぺんてるエナージェルBB0.4/0.5/0.7mmゲル染料
パイロットジュースBB0.38/0.5/0.7mmゲル顔料
パイロットジュースアップBB0.3/0.4/0.5mmゲル顔料
パイロットハイテックCBBゲル顔料
ゼブラブレン赤0.5/0.7mmエマルジョン染料+顔料
ゼブラブレンU赤0.5/0.7mm油性染料+顔料
ゼブラサラサクリップ赤0.3/0.4/0.5/0.7/1.0mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールゼント赤0.38/0.5/0.7mm水性顔料
名称のリンク先はアマゾンです。

4枚目

画像下にはそれぞれのボールペンのインク種類や色材その他の一覧があります。

04
ボールペンの始筆テスト
3月末と7月末の比較
4枚目

一覧にはメーカーHPリンク、アマゾンリンク、ボール径バリエーションやインクの種類などを表記してあります。(2026年2月調べ)
なお、メーカーHPやカタログで色材の種類が明記されていないものについては「?」マークを付けました。

メーカーHP名 称色ボール径
バリエーション
インク種類色材
三菱鉛筆ジェットストリーム赤0.38/0.5/0.7/1.0mm油性染料?+顔料
三菱鉛筆ジェットストリーム
ライトタッチ
赤0.5/0.7mm油性染料?+顔料?
三菱鉛筆パワータンク赤0.5/0.7/1.0mm油性染料?+顔料?
三菱鉛筆ユニボールワン赤0.38/0.5mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールシグノ
キャップ式
赤0.28/0.38/0.5/1.0mmゲル顔料
三菱鉛筆ユニボールシグノ
RT1
赤0.28/0.38/0.5/mmゲル顔料
ぺんてるビクーニャ赤0.5/0.7mm油性染料+顔料
ぺんてるフローチューン赤0.3/0.4/0.5mm油性染料
ぺんてるエナージェル赤0.3/0.4/0.5/0.7/1.0mmゲル染料
パイロットアクロボール赤0.3/0.5/0.7/1.0mm油性染料?+顔料?
パイロットジュース赤0.38/0.5/0.7/1.0mmゲル顔料
トンボ鉛筆モノグラフライト 油性赤0.38/0.5mm油性染料?
トンボ鉛筆モノグラフライト ゲル赤0.38/0.5mmゲル染料
名称のリンク先はアマゾンです。

最後に

試筆テストや普段使ってみて感じた事などを記しておきます。

テストの細かい結果については画像を見ていただくとして、個体差や今回だけ調子が悪いなど例外があるものの、傾向としては書き始めのインクの出方が悪かったものは前回よりもインクの出方が早くなっています。

旧油性のパワータンクはインクダマが固まった部分で書き始めてしまい、固まりが剥がれた後にボールが回り始める感じになってしまったので比較には適さない結果になってしまいました。

毎月の耐光テストでは別紙にぐるぐるとやってからテスト用紙に書込んでいる様子としては、寒い時期は書き始めのインクが非常に出にくく、夏はほんの最初だけインクが出ない感じで温度差による大きな差を感じています。

それに比べて新油性では気温による差が小さくなりますが、ブレンUは旧油性並に試筆時のインクの出方が悪いのです。

ゲルインクボールペンは気温が上がるにしたがってインクフローがよくなり、実際に筆記線が太くなりましたが、特にユニボールワンを除く三菱鉛筆のゲルインクボールペンは暑くなるにしたがってどんどんインクフローがよくなり、他メーカーのゲルインクボールペンに比べてさらにドバドバと出る感じ。

ボールサインiDは20本以上所有しています。
手持ちのものに関してはインクフローが良かったり悪かったりと個体差が大きい感じがしました。

また、ユニボールワンのブルーブラックは新品でもインクフローがよくないので新たにリフィルを購入してみたものの、あまり代わり映えしません。
こちらも自分が使った分に関しては他のカラーでもやはりインクフローが悪いものがたまに見られます。

2回のテスト結果は大体思っていた通りの結果になりました。

しかし、毎月の耐光テスト書込み前にグルグルとやっている時の感覚とテスト結果に違いが出たりして、今回だけ調子がわるかったのか?とか、先端の汚れをきれいにしてから保管しておいてテストするべきだったなど反省点もあります。

何でもそうですが、気になることは実際に自分でやって分析してみるのがいいし、なにより楽しいものですね。

!注意!

このテストは個人的に行ったものです。

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