シャープペンシル替芯テスト 筆記距離 0.5/0.3mm硬度Bを芯径でメーカー比較

アイキャッチ画像 シャープペンシル替芯テスト

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はじめに

シャープペンシル替芯の筆記距離テスト、1回目は0.5mmの硬度Bで、2回目は0.3mmの硬度Bで行いました。

このテストに至った理由は

シャープペンシル替芯テスト 筆記距離 0.5mm硬度B

の「はじめに」を参照してください。

0.5mmでは手持ちの旧製品と新たに購入した現行製品と100円ショップ購入品を、
0.3mmでは手持ちの旧製品と新たに購入した現行製品を実際に線を引いて筆記距離を計算にて算出しました。

シャープペンシル替芯テスト 筆記距離 0.5mm硬度B
シャープペンシル替芯テスト 筆記距離 0.3mm硬度B

インターネット上を彷徨っていると、なんとなくパイロットの「ネオックスグラファイト」は柔らかくて濃い、トンボ鉛筆の「モノグラフMG」は硬くて薄いような事がよく書かれていましたが、本当にそうでしょうか?

0.5mmと0.3mm両方とも似たような傾向になるのでしょうか?

テスト方法

芯硬度はHBでなく、Bです。

シャープペンシルを垂直に立てて、一定の力加減になるようにして紙に定規で線を引きます。

芯が定規に当たって擦り減らないよう、定規はガイドパイプに当たるよう加工しました。

シャープペンシルの構造上、長さ60mmの芯全てを使い切る事はできないので、芯が減った長さと実際に筆記した距離から長さ60mmの芯での筆記距離を計算で求めます。

※注意
紙、筆圧、温度湿度などによる差によって筆記距離は大幅に変わります。
特に筆圧が大きく影響します。
そのため、筆記距離は参考値としてどの芯が柔らかいか、硬いかの目安程度で見てもらえばいいかと思います。

筆記距離テスト結果のおさらい

0.5mmと0.3mmのテスト結果をメーカーごとに比較するため、現行品のみに絞って表記します。

筆記距離テスト結果 現行品のみ 0.5mm硬度B

上が一番筆記距離が短く(柔らかい)下へ行くほど筆記距離が長く(硬い)並べてあります。

No,メーカー/
製品ページ
名称筆記距離最短を1最長を1
②パイロットネオックス
グラファイト
187.5m1.000.36
⑤三菱鉛筆ハイユニ300m1.600.58
④三菱鉛筆ユニ327.27m1.750.64
⑦ステッドラーマイクロカーボン339.62m1.810.66
①ぺんてるアイン360m1.920.70
⑥トンボ鉛筆モノグラフMG428.57m2.290.83
③ゼブラデルガード473.68m2.530.92
筆圧が大きく影響するため筆記距離は参考値としてどの芯が柔らかいか、硬いかの目安程度としてください。

筆記距離テスト結果 現行品のみ 0.3mm硬度B

上が一番筆記距離が短く(柔らかい)下へ行くほど筆記距離が長く(硬い)並べてあります。

ステッドラーのマイクロカーボンは2023/07/20(木)にパッケージ、生産国変更があり、0.3mmに関しては硬度がHBのみとなったため結果には出ていません。

No,メーカー/
製品ページ
名称筆記距離最短を1最長を1
③ゼブラデルガード105.88m1.370.38
⑥トンボ鉛筆モノグラフMG129.50m1.680.47
⑤三菱鉛筆ハイユニ168.22m2.180.61
①ぺんてるアイン202.25m2.620.73
②パイロットネオックス
グラファイト
253.52m3.280.92
④三菱鉛筆ユニ276.92m3.581.00
筆圧が大きく影響するため筆記距離は参考値としてどの芯が柔らかいか、硬いかの目安程度としてください。

0.5mmと0.3mmのテスト結果を並べて比較。

芯径が違うため単純に筆記距離での比較ができないため、メーカーごとの筆記距離順位のみ表記して数値関連は省略しています。
上が一番筆記距離が短く(柔らかい)下へ行くほど筆記距離が長く(硬い)並べてあります。

0.5mm0.3mm
パイロット
ネオックスグラファイト
ゼブラ
デルガード
筆記距離が短い
(柔らかい)
三菱鉛筆
ハイユニ
トンボ鉛筆
モノグラフMG
↑
三菱鉛筆
ユニ
三菱鉛筆
ハイユニ
↑
ステッドラー
マイクロカーボン
ぺんてる
アイン
中間
ぺんてる
アイン
パイロット
ネオックスグラファイト
↓
トンボ鉛筆
モノグラフMG
三菱鉛筆
ユニ
↓
ゼブラ
デルガード
筆記距離が長い
(硬い)

全体的に0.5mmと0.3mmでは結果(順位)がほぼ逆転しています。

先に0.5mm、後から0.3mmをテストしたのですが、0.5mmのイメージが残っているので0.3mmのパイロット「ネオックスグラファイト」ではやけに芯の減り方が少ないし、薄いような気がしました。

また、ゼブラ「デルガード」やトンボ鉛筆「モノグラフMG」では芯の減り方が激しく、ノックを頻繁にしなければなりませんでした。

シャープペンシルは芯の種類分、0.5mmが14本、0.3mmは10本用意して(今回表記分は現行品のみ)マスキングテープに芯名称を書いて貼り、確認しつつ芯を入れたので入れ間違えをするはずがありません。

それでも、もしかして芯を入れ間違えたのかな?
と思い、新たに芯を補充して再テストしてもやはり間違いはありませんでした。

最後に

0.5mmと0.3mmでは筆記距離の結果(順位)がほぼ逆転するという以外な結果になりました。

これはメーカーごとの方針や考え方が反映されていると思われ、0.3mmは細いのだから折れにくくしておこうとか、折れやすいのだから逆に筆圧をかけなくても濃く書けるようにしておこうなど色々と考えられます。

特にゼブラ関しては替芯にもデルガードと名前が付いているだけあって、パッケージの注意書きに

[デルガード用のシャープ替芯です。]
デルガード以外のシャープにもご使用いただけますが、芯が折れることがあります。

とあるので、よほどデルガードシステムに自信があるのでしょう。
発売直後に購入、テストしてみた時には、意識して芯を折ろうと斜めに筆圧を高めても金属部品が自動で出てきて芯を守るのを見てこりゃすごいと関心しました。

0.3mmに関しては上記の通りでなるほどと思いつつも、逆に0.5mmはなぜこんなに硬いのか?と疑問が残りますが、メーカーの基準とか色々あるのでしょう。

ぺんてるにはオレンズシステムがあり、今回の結果では中間付近となっていますが、より細い0.2mmの硬度2Bでも芯が折れずに使えていて重宝しています。

他メーカーでも芯が折れない工夫としてはガイドパイプスライドやクッション機能がありますが、ここでは省略という事で。

今回のテストでは0.5mmがほぼ予想通り、0.3mmは思わぬ結果になりましたが、実際にやってみないとわからないものです。

自分に合った芯を探す一環として、今回の比較テストをしてみました。

用意した芯の種類の本数分、通常のシャープペンシルとクルトガKSモデルを用意して書き味も比較して最終的に自分の好みに合った芯を探すつもりでしたが、メーカーによりBが薄い場合は2Bを、Bが濃い場合はHBも試してみたい気持ちが出てきてしまい、自分からさらにドツボにはまってしまった感があります。

!注意!

このテストは個人的に行ったものです。

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